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無意識差別
平松レイナ
無意識の差別意識を自覚する
この作品の目的は無意識の差別意識を自覚すること。
ネイルしている爪や、口紅が塗られた唇を見ると「女性」だと思う。坊主頭を見ると「男性」だと判断する。このように「性別で趣味嗜好を決めつけるのは古い」と思っていても、パーツのみを見るとそれだけで性別判断をしてしまう。
この発見を元に作品を制作した。
今回初めて他人起点の課題設定ではなく、自分起点の長年感じていた違和感をテーマにして制作した。また手癖で作品を作るのではなく「初めて」と「リベンジ」両方を盛り込み新しい表現方法に挑戦した。
社会人になってもこの卒業制作に対する姿勢を忘れずに、感じた違和感を大切に、自分に妥協せず、新しい表現方法を模索していきたいと思う。
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