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デスクでスケッチするアーティスト

どこまでも気持ちがよくて

かつ普通じゃない

"過剰な表現"をつくれ。

てにをはを直していたら1日が終わった。

絵を描くのに没頭しすぎて来客に気がつかなかった。

周りも時間も忘れて打ち込んでしまう表現は、

みる人を感動させる前に、つくるあなたが感動している。

納得のいくまで突き詰めるその姿勢は、

努力だったのだと周りの声でようやく気がつく。

( ニヤニヤしていて気持ち悪いことさえある )

 

自分だけが知る気持ちよさを磨き抜いた表現は、

普通になり得ない。異形に到達して、異様に目立つ。

他人の目を気にして生まれる痩せ細った表現ではなく

表現者自身がどこまでも気持ちよくなれて

かつ鑑賞者に衝撃と感動を与えられることを目指して。

健やかで過剰な表現開発に挑戦するゼミです。

鈴木雄飛 客員准教授

​担当教員

鈴木 雄飛

デジタルハリウッド大学 特任准教授

株式会社電通 コミュニケーション・クリエイター

CM/WEB/PRなどの広告企画、企業価値向上に向けた未来価値創造領域に従事。広告クリエイティビティや臨床教育学をベースに、衝動/執着/真実資産とフェチを起点とした表現の「異能開花プログラム」を研究・実践する。

気持ちよくて普通じゃない”私の過剰な表現”を目指して。
自分を表現へと駆り立て続ける根っこの原動力を基盤に
3つの資産と気持ちのいい表現媒体を掛け合わせた
独自の表現開発プログラムを探究・実践していきます。

異能開花プログラム

異能開花プログラム

ゼミで大切にしたい価値観

このゼミは「みんなで手入れするシェアハウス」のような場所です。教員は大家として、ゼミ生の健やかな表現活動のために日々の運営と学びの機会提供、そして責任を持ちますが、それでも家は、みんなで手入れしないと長持ちしません。ともに心地よく暮らしながら、切磋琢磨していくために​。大切にしたい価値観を共有させてください。

ただ、表現者は繊細で、年中元気ともいかず、人生の季節がTakeやケアに寄る時期も存在します。隣人に負荷をかけすぎないよう、ときに少し休んだり、個人課題に打ち込んだりしながら、その都度適切な過ごし方を模索しましょう。

Take < Give

Take < Give

ともに暮らすにあたり、自分のことでいっぱいいっぱいだと、つい他者のリソースを奪ってしまいます(=Take)。ではなく、自分がこの場にどう貢献できるか(=Give)。いい場にするために、全員で協力していきましょう。

ケア < 健康

ケア < 健康

同居人がずっと風邪を引いていたら、みんなが気を遣い、ケアに奔走する日々は全員の創作活動にも影響が出ます。健全な関わりは、個人の自立した心身の健康管理から。その上で、状態が悪いときは他者を頼り、過ごし方を変えましょう。

こだわる < 面白がる

こだわる < 面白がる

表現したいものへのこだわりは、とても大切です。でもそれは、頑固と紙一重。学びの吸収の妨げにもなります。異質なものと出会った時。誰かと摩擦が起きた時。自分の知らない価値観や世界を面白がる姿勢が、未知の成長と、わざわざみんなで学ぶ意味にもつながります。

能力 < 熱意

能力 < 熱量

能力が高いにこしたことはありませんが、それ以上に、変化と成長と愛する熱量の高い人といっしょに住んでみたい。ただ、熱量が高い人が偉いわけでもありません。頭ではなく手を動かしながら、自分の熱を仲間にも分けてあげられる、あたたかい姿勢を持ちたいですね。

自分 = 仲間

自分 = 仲間

ゼミである以上、ひとりではなくみんなで学ぶ価値に目を向けたい。自分にはどこまでも自由になる権利がありますが、最低でも同じ程度の自由になる権利が、隣の仲間にもあります。その境界線で、衝突することもあるでしょう。遠慮は禁物ですが、尊重も忘れずに。摩擦は大切な問いを産み落とします。それさえも面白がりながら、ともに成長しましょう。

卒業制作作品

基準は、何も知らないもう一人の自分が通りがかったとき、
作品に熱狂して布教してくれるほどの強度があるか。
表現手法・媒体は一切問いません。

 / 2024

/ 2023

/ 2022

/ 2021

自主企画展

ゼミ生主体による自主企画展を毎年開催しています。
外部に開かられた環境下で強度の高い展示経験を積むことで、
卒業制作展示にてより質の高い作品に到達する狙いです。

/ 2024(5期生)

にじゅこれ展

©2020 by 表現開発ゼミ(デジタルハリウッド大学)

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